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カンニング竹山の借金地獄から学ぶこと

目次

1:こんな方にお勧めの記事

2:カンニング竹山の借金地獄

 21歳:父親の借金13億円を抱える。

 24歳:借金を始め100万円まで膨らむ。

 26歳:母親が借金の肩代わりをする。

 28歳:再び借金をし450万円まで膨らむ。

 29歳:債務整理をする。

 34歳:借金を完済する。

3:カンニング竹山から学ぶこと

 借金は人を変える

 債務整理をする

 まずは自分をかえる

 身の丈を知る

 家計簿をつける

 

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1:こんな方にお勧めの記事

●借金返済に困っている。

債務整理をしたい。

●任意整理を考えている。

●借金相談をしたいと思っている。

●借金苦の方。

●借金を返せないで困っている。

●借金を早く返す方法を知りたい。

●ギャンブルで借金をした方。

●多重債務で困っている方。

 

 

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2:カンニング竹山の借金地獄

21歳:父親の借金13億円を抱える。

バブル期で父親が不動産ころがしをしていましたが失敗をして13億円の借金を抱え込んでしまいました。そんな父親脳出血で突然倒れ13億円の借金が息子のカンニング竹山さんにふりかかりました。しかし、相続放棄で13億円の借金を支払う義務はなくなり借金地獄に陥ることはありませんでした。

もともと父親は金のトラブルが絶えなかったようです。今まで優しく接してくれた大人が金で態度を一変させることを幼少時よりカンニング竹山さんは感じていました。お金のこわさを薄々感じていた、と本人は語っています。

24歳:借金を始め100万円まで膨らむ。

20代前半からお笑い芸人になるため上京していました。バイトで生活費を賄っていましたが貧乏な生活を送っていました。そんな中、相方の中島さんが原付バイクで事故を起こし、カンニング竹山さんも巻き込まれます。示談金50万円を用意するために消費者金融で借り始めたのが借金にはまるキッカケとなりました。このとき意外と簡単に借金できることを知った、と本人は言っています。

それからはアルバイトもろくすっぽせずにギャンブル、遊びに浪費します。借金したお金をまるで自分のお金のように使い始め、後輩にキャッシングカードを渡してお金を下ろしてくるように言うこともありました。あっという間に100万円まで借金が膨らむことになります。

26歳:母親が借金の肩代わりをする。

借金をしていることを母親にばれ、母親が借金100万円を肩代わりしてくれました。

28歳:再び借金をし450万円まで膨らむ。

たとえ母親が肩代わりをして借金が一時的になくなろうとも、本人の考え方や態度はかわらないままでした。考え方や態度がかわらなければ、根本原因は解決されていません。根本原因がそのままであれば、借金を繰り返してしまいます。あっというまに450万円まで借金が増えました。勤め先や自宅に電話がかかってくるようになり逃げ回るようになりました。親に借金返済のためお金を催促することもしばしばあったようです。

29歳:債務整理をする。

カンニング竹山さんは特定調停申立て制度を利用しました。特定調停申立て制度とは、 裁判所の仲裁で返済困難な債務者が債権者と話し合い返済計画・減額などを決める制度をいいます。弁護士や司法書士に頼まず、自力で裁判所と話し合うため面倒くさいですが、弁護士や司法書士に払うお金は必要なくなります。結局180万円まで借金が減りました。

特定調停申立て制度で大変な思いをしながら、自分がやったことの重大さ、お金の重さを知った、とカンニング竹山さんは振り返ります。

 

34歳:借金を完済する。

180万円の元金だけを返済するだけでよくなり、少しずつ返していき34歳のとき完済することができました。

 

 

 

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3:カンニング竹山から学ぶこと

借金は人を変える

カンニング竹山さんは父親が事業に失敗した時に、父親のまわりの大人たちが態度を変える様子をみてきました。「お金で人は変わる」と幼少時から感じながら、自分も借金に手を伸ばしてしまいました。ギャンブルや遊びにお金をつぎ込み、借金が膨らんでいく中で自分が変わっていったそうです。

●100万円:100万円くらいまでなら大丈夫だろ。100万円くらい借りなくてどうする。男なら100万円くらいあって当然だろ。

200万円:200万円を超えてくると訳が分からなくなる。それまで元金+利息を払っていたが、200万円を超えてくると利息の返済だけでいっぱいいっぱいになる。月4~5万円の返済が限界だった。少しずつ自分の生き方が変わってくることを感じ始める。変わったことに気づいてももう手遅れ。気づいたらがんじがらめになっていて身動きがとれなくなっている。

450万円:利息だけで月14~15万円になる。自殺を考えるようになる。利息を払うことさえままならず、借金はただただ増えていく。呆然と立ちつくしたような状態。

●当時付き合っていた彼女の貯金に手をつける。売れている今考えると、おかしいことをやっていることが分かるが、当時はお金を返さなければいけないから「当たり前」と思っていた。

●寝ている時以外は金のことばかり考えるようになる。夢にもでてくる。

●下ばかり向くようになる。財布や金が落ちていないか本気で考えるようになる。

●犯罪をニュースでみても「金のためだからしょうがないよな。」「別に悪いことじゃないんじゃないか。」と思うようになる。

 

債務整理をする

債務整理が終わって裁判所から出たとき「空ってこんなに青いんだ」と感じたそうです。借金返済の道筋がたたないときは無意識のうちに1日中金のことばかりを考えていたのでしょう。債務整理で初めて借金返済に目処がたち、周囲のことを冷静に考えられるようになったのです。

自己破産

借金をチャラにする制度。支払い能力も財産もない人が利用できます。20万円以上の財産は処分されます。保険、貴金属、自動車など生活必需品以外は処分されます。

個人(民事)再生

家などの自分の財産を残しつつ、借金を減額して返済する制度。自己破産と違い、あくまで借金は返済します。裁判所を通して、すべての債権者の借金額を計算して減額します。

任意整理

借金を減額して返済する制度です。個人(民事)再生との違いですが、1裁判所を通さず行う、2全ての債権者ではなく任意の債権者の借金額だけを取り扱うことが可能、3個人(民事)再生に比べて減額幅が小さいなどの違いがあります。

特定調停

利息を計算し直して元本部分を計算してだして、元本部分のみを返済する制度。司法書士、弁護士を立てず自分で裁判所に通って手続きをすすめます。あくまで裁判所が仲裁に入るという形式です。不利な条件で最終的な返済額が決められたり、過払い金が戻ってこないことがあります。一方、司法書士、弁護士に払う報酬がなく、数百円~数千円程度しか費用がかからないといったメリットがあります。

まずは自分をかえる

借金の根本の考え方が変わらない限り借金を繰り返します。たとえ債務整理をしたり、働く時間を増やしたり、法律で対応したりと表面的な対応をしても考え方が変わらない限り、再び同じ状況に陥ります。まずは自分をたたきなおしてください。考え方、生活態度、人間関係など借金体質を変えましょう。

身の丈を知る

収入の範囲でお金を使いましょう。収入を超えて豪遊してはいけません。結婚式・リフォーム・引越しなどイベントに関わる出費は収入や貯蓄の範囲で賄いましょう。ギャンブルはもってのほかです。身の丈をしり、見栄をはるのはやめましょう。

家計簿をつける 

数字で今の現状を明らかにすれば問題が明らかになります。何が必要な金で何が不必要な金か分かります。収入はどれだけあって、支出はどれくらいに抑えなければいけないか目処がたちます。数字で自分の現実を知ることで、初めて正しく行動することができるのです。