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FXで稼ぐ~為替のマーケットとは

 

okanemochi.hatenablog.jp

 

1-1-3 為替のマーケットとは?

FXのマーケットとはどういったものなのでしょうか。ここでは話を分かりやすくするために株取引との比較で話を進めていきます。

 

1:24時間世界中で行われる

株取引は朝9時から取引が開始され、午後3時で取引が終了します。11:30~12:30は昼休みがあります。一方、FXの場合は日本時間の月曜日の朝7時頃から土曜日の朝7時まで取引が休むことなく行われています。世界中で為替取引がなされているのです。FXマーケットでは、日本時間7時頃にオーストラリア、ニュージーランドなどのオセアニア地域から始まります。9時頃になると日本の銀行などのプレイヤーが活発に取引を開始し始めます。その後アジアに取引が移り、夕方ころからはヨーロッパが取引の主体となってきます。そして、夜10時頃からアメリカでの取引時間となり、明け方頃に1日の取引が終わります。

このようにFXでは24時間どこかの国で取引が行われているのです。もちろん取引量の多い夕方~ヨーロッパ、夜~アメリカの取引時間で為替レートが動きやすいですが、その他以外の時間帯でも為替レートは常に動いています。

日本の日中にFXで売買をして寝ている間に為替レートが大きく変動し、起きたときには大損していた、なんてこともありえます。そういったことが起こらないように長期投資のスタンスをとるか、大損しないために損切りの注文をあらかじめ入れておく必要があります。夜中にもマーケットが開いているので、日中働いている人達が、夜中に取引できるのはメリットですが、同時に寝ている間に大損してしまうリスクもはらんでいます。

 

 

2:銀行間取引

日本株取引市場は東京証券取引所大阪証券取引所など決められた数箇所の取引所で売買が行われます。いろいろな証券会社で皆さんが注文を出しても株の値段は同じです。証券会社によって株価が異なることはありません。証券取引所で示されている株価で公正に取引がなされます。

一方、FXの場合、為替取引というのは銀行間で主に行われます。みなさんが開設している取引会社がどこの銀行と取引しているのか、海外のどの銀行と取引しているかによって為替レートが若干ですが異なります。実際にFXが始まった黎明期の頃は、そういったFX取引会社間に生じている為替レートの差を利用して裁定取引をしている方々もいたようです。もちろん、そんなことをされると取引会社は損をすることがあるので、ことごとく取引会社からしめだされていたそうです。FXが普及している今でも若干ですが為替レートが異なります。それは、株と違いFXでは銀行間取引が主な売買の手段になっているからです。

3:正確な出来高を把握することができない

株の場合、1日の取引が終われば1日取引高が発表されます。それは数箇所の証券取引所が売買の管理をしているため、取引高を把握することができるからです。

一方、FXの場合は様々な銀行間や企業間で為替取引が行われているので、だいたいの取引高、流通量は分かりますが、毎日正確な取引量を把握することは困難です。インターネットの普及、FXの普及で個人も気軽に取引することができるようになった今、1日の取引量を正確に把握することはさらに難しくなってきています。