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ファイナンシャルアカデミー受講者ブログ

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NISA(ニーサ)とは?

NISA(ニーサ)を巷で聞くことが多くなってきました。「NISA(ニーサ)の仕組みが分からない。」「どう利用したらいいのか分からない。」「非課税といわれているがどういうこと?」と思われている方が多いと思います。NISA(ニーサ)は複雑な仕組みになっており、年々制度が変化してきていて複雑ですよね。この記事ではNISA(ニーサ)について、ひとつひとつできるだけ分かりやすく解説していきたいと思います。

 

 

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なんとなく銀行で勧められままNISA口座を開設したものの、NISA(ニーサ)口座はいつもマイナスになっている。銀行からNISA口座開設を他の証券会社に移行しようと思ったけれども来年にならないとできないと言われた。

 

 

しっかり仕組みを知らずに口座開設をしてしまったせいで、損を抱えている、改善したいと思っているが対応できずにいる、という状況になっている方はとても多いです。NISA(ニーサ)をしっかり勉強してから取り組みましょう。

 

目次

1:NISA(ニーサ)とは?

2:NISA(ニーサ)のメリットは?

3:NISA(ニーサ)のデメリットは?

4:NISA(ニーサ)の注意点は?

 銀行,証券会社によって購入できない金融商品がある。

 NISA口座は気軽に金融機関間を移動できない。

 NISAは損益通算できない。

 一度売却してしまうとNISA枠は再利用できない。

5:NISA(ニーサ)はどう開設すればいい?

6:NISA(ニーサ)の最近の変更点は?

 100万円から120万円に増額された。

 ジュニアNISA(ニーサ)ができた。

7:NISA(ニーサ)の使い方のお勧めは?

 相続対策に利用できるかもしれない。

 税金対策に利用できるかもしれない。

8:まとめ

 

1:NISA(ニーサ)とは?

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出所:十六銀行

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出所:内藤証券

NISA(ニーサ)とは「年間120万円の投資枠にかかる売却益、配当益への税金がタダになる」制度です。

通常の場合、株や投資信託などの金融商品で得た利益には20%の税金がかかります。医一方、NISA(ニーサ)枠の120万円枠で購入した投資信託や株は最大5年間保有することができ、5年以内に売却すれば、売却益や配当金に税金がかかりません。ただし、5年経過した後も次のNISA(ニーサ)枠に引き継げば、さらに5年間は保有することができます。最大10年間保有することができます。

 

2:NISA(ニーサ)のメリットは?

NISA(ニーサ)のメリットはずばり「売却益、配当益への税金がタダになる」点です。

例えばですが、投資信託「ABC投資信託」を120万円で一括で購入したとします。3年間保有して、150万円まで値段があがり、さらに3年間保有していた間に3万円配当金がありました。この場合、通常ですと配当金3万円+売却益30万円の合計33万円に20%の税金がかかります。一方、NISA(ニーサ)の場合であれば、配当金3万円と売却益30万円には一切税金がかからず、33万円はそのまま投資家のものになります。

 

もうひとつ例を挙げましょう。投資信託XYZ投資信託」を20万円ずつ計6回に分けて年間購入した場合、120万円分の「XYZ投資信託」を保有することになります。これを5年間保有し、配当金4万円をもらい、さらに「XYZ投資信託」の値段が160万円に上がったとします。ここで、投資家の方は売却せずにそのまま新しいNISA(ニーサ)枠で引継ぎをしました。その場合、配当金4万円には税金がかからず、4万円全部が投資家の利益になります。そして、「XYZ投資信託」160万円分は、そのまま新たに5年間保有し続けることができるようになります。5年後の「XYZ投資信託」の値段がどのくらいになっているかは分かりませんが、含み益40万円を抱えたまま新たなNISA(ニーサ)枠に引き継いだ状態になります。含み益にはそもそも税金がかかりません。今後利益を確定した場合、NISA(ニーサ)であれば売却益に税金はかかりません。

 

 

 

3:NISA(ニーサ)のデメリットは?

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NISA(ニーサ)のデメリットは「損益通算ができない」点です。

そもそも損益通算とは何でしょうか?

例えばABC証券会社で年間40万円利益が出ていて、XYZ証券で年間-10万円の損が出ていた場合を考えてみましょう。この場合、ABC証券会社で+40万円、XYZ証券で-10万円なので、合計年間+30万円の利益が出ました。そして、税金はこの通算結果の+30万円の利益に対して20%かかってきます。つまり、この場合ですと6万円が税金となります。この損した分、得した分の合計を計算することを「損益通算する」といいます。

一方、NISA(ニーサ)を利用した場合はどうなるのでしょうか?例えばABC証券会社で年間40万円利益が出ていて、XYZ証券で年間-10万円の損が出ていた場合を考えてみます。ここで、XYZ証券でNISA(ニーサ)枠を利用していたとします。すると、NISA(ニーサ)は損益通算ができません。ですので、この場合ですと、ABC証券会社で年間40万円分の利益に税金20%がかかってきます。結果、年間で8万円の税金を払わなければいけなくなってしまいました。このように、NISA(ニーサ)は損益通算することができませんので、NISA(ニーサ)枠で損した場合、税金を多く払わなければいけないことになってしまいます。

言い換えれば、NISA(ニーサ)枠を利用する時は、「勝てる」自信がある場合に利用すれば効果を発揮します。

 

 

4:NISA(ニーサ)の注意点は?

銀行、証券会社によって購入できない金融商品がある。

NISA(ニーサ)枠で購入できるのは、東証上場株、投資信託、国内REIT、外国REITです。残念ながら海外銘柄は購入できません。また、取り扱い商品が少ない銀行などでNISA(ニーサ)口座を開設すると、購入できない商品があるため注意が必要です。銀行では株式は購入できないことが多いです。証券会社でNISA(ニーサ)口座を開設することをお勧めします。

 

NISA(ニーサ)口座は気軽に金融機関間を移動できない。

一度NISA(ニーサ)口座を開設すると、少なくとも、その年はNISA(ニーサ)口座を移動することができません。翌年以降は移動することができますが、手続きが大変ですので、くれぐれもNISA(ニーサ)口座を開設するときは注意してください。

 

NISA(ニーサ)は損益通算できない。

”3:NISA(ニーサ)のデメリットは?”でお話しました。NISA(ニーサ)を使わず、通常に購入した時、株や投資信託で損した場合は、その損は3年間繰り越すことができます。つまり、利益全てに税金がかかるのではなく、利益した分と損した分を通算して、通算した結果に税金がかかります。しかし、NISA(ニーサ)枠で利益がでた場合は税金が免除されお得ですが、損した場合は、このような通算をすることができず、税金を通常よりも多く支払うことになってしまいます。

  

一度売却してしまうとNISA(ニーサ)枠は再利用できない。

NISA(ニーサ)枠で購入した株、投資信託などを一度売却してしまうと、再度NISA(ニーサ)枠で購入することができません。もちろん、翌年NISA(ニーサ)枠で購入することはできます。また、120万円を使い切っていない場合も、余った枠内であれば購入することができます。 

 

5:NISA(ニーサ)はどう開設すればいい?

店頭がある銀行、証券会社であれば店頭でNISA(ニーサ)口座開設をしたい旨を言えば開設することができます。身分証明書、マイナンバー、印鑑など必要なものを持っていきましょう。最近であれば、ネットで申し込みすることができるので、ネットも是非利用してみてください。

 

 

6:NISA(ニーサ)の最近の変更点は?

100万円から120万円に増額された。

2016年から100万円から120万円にNISA(ニーサ)枠が増額されました。月10万円ずつ積み立てるなどに便利な額です。

 

ジュニアNISA(ニーサ)ができた。

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出所:大和証券 

2016年よりジュニアNISA(ニーサ)が開始されました。子供が所有権を持っていますが、親の管理下のもとという条件下でジュニアNISA(ニーサ)口座を開設することができます。毎年80万円が2016年から2023年の間に設けることができます。子供が18歳になるまでお金が引き出せないなど制限があるので注意しましょう。

 

7:NISA(ニーサ)の使い方のお勧めは?

相続対策に利用できるかもしれない。

年間110万円が親から子供に譲ることができる贈与枠となっています。ジュニアNISA(ニーサ)の80万円は年間110万円に含まれるので、証券で残すつもりがない方はジュニアNISA(ニーサ)の利用には注意してください。

 

税金対策に利用できるかもしれない。

NISA(ニーサ)の大目玉で何回も触れていますが、NISA(ニーサ)枠で購入した株や投資信託などで得た売却益、配当金に対して税金はかかりません。ただし、損益通算することはできませんので注意してください。

 

8:まとめ

NISA(ニーサ)は始まったばかりで、制度変更が頻繁にあり、理解することが難しいです。メリットとしては「年間120万円の投資枠にかかる売却益、配当益への税金がタダになる」点があります。デメリットは「損益通算することができない」点です。「ほぼ勝てる」と思う金融商品を購入する場合に効力を発揮する制度といえます。制度をしっかり理解しないまま、銀行員の方に言われるように開設すると思わぬ失敗があります。よく勉強してNISA(ニーサ)を利用しましょう。